こんにちは。マネージャーの吉井です。
今日の日記は、主将・大野です。
甲子園はやはり遠かったです。
滝川第二に24点を奪われて始まった71回生チームは、その滝川第二に勝った報徳にあと1点及びませんでした。
1年前、新チームが発足した夏。「史上最弱」が僕たちのチームの始まりでした。秋の県予選、目の前の勝利すら遠い現実。軸となる存在やチームの勝利のために動く者はおらず弱い者の集団でした。
なんとか変わりたくて、71回生全員が嫌われ役になって厳しくして、どうにか強くなろうともがきました。しかし成長を感じられない日々での焦りと辛さで野球が嫌いになりそうなこともありました。そんな日々で仲間と手にした少しの自信も、春、また秋と同じ対戦相手である須磨翔風に3-6の敗戦により崩れました。主将である僕だけでも気を張らねばと思いましたがなかなか立ち直れない日が続きました。
しかしもう一度仲間達と自分たちの夢について話し合うと甲子園に出たい!ただその気持ちだけでした。一人一人が春から夏、成長しました。そして僕たちはお互いを理解し合えるチームになりました。支えてくれる仲間と共に目指す甲子園。その思いが僕たちを強くしてくれました。
夏の大会、最高に楽しかったです。一人一人がチームの勝利のために全力を尽くし、試合に出ている者、ベンチで指示を出す者、スタンドで応援する者の気持ちが1つになっているのを肌で感じました。僕たちの2年半の結晶です。そして、最後はまた大きな壁を突きつけられました。
甲子園に出れずとてつもなく悔しく、後悔だらけですが、やってきたことが間違いじゃないって少し証明できた夏であったと今は思っています。
72回生チームにはこんなもので満足して欲しくないしまだ見てない景色を見せて欲しいと思っています。だからどんなに大きな壁があっても諦めずに仲間を思いあって甲子園に向かって突き進んでほしいです。
これからも長田高校は強くなり続けます。後輩達ならやってくれます。ですのでこれからもずっと長田高校の応援よろしくお願いします。