神戸市内の県立高校随一のグラウンド
地区大会の公式戦で使用することもあるグラウンドですが、放課後は他クラブ(サッカー、ハンドボール、陸上)との共用となり、普段の練習場所は限られています。短時間、そして限られたスペースを有効活用するため、練習にはさまざまな工夫が施されています。常に練習の効率化を念頭に置いた活動を心掛け、集中した練習を行っています。
グラウンド設備
グラウンドスケール
両翼:100m
センター:115m
内野:黒土
※両翼及びセンターの距離は、試合時の最大スケール
三塁側ブルペン
3列でのピッチング練習が可能、練習時はココでピッチング練習を行います。
冬場にはビニールハウスを建てるため、ピッチング練習が可能です。
一塁側屋根付き練習場
バッティング練習は2ヶ所、ブルペンとして使用するなら3列可能です。
普段はバッティング練習に使用し、存分に打ち込むことができます。
ライト後方バッティングゲージ
通称「鳥かご」。マシンを使ったバッティング練習ができます。雨を凌げるように屋根を設置しました。
ここも普段はバッティング練習に使用しています。
トレーニングスペース
屋根付き練習場のすぐ横に設置しています。
筋力トレーニングをいつでも行うことができ、打撃力向上には欠かせないスペースとなっています。
夜間照明
夜間照明設備がありますが、夜間定時制高校(長田商業)所有の設備なので長時間使用することはできません。
班別ローテーション制メニュー
上記のような設備をフル活用し、ポジション別や班別に行動し、ローテーション制で練習を行っています。もちろん全体で行うメニューもありますが、短時間で一人あたりの練習量を増やすためには効率よく設備を利用する必要があります。チーム全員が均一的に練習することによって競争意識を育み、レギュラー争いをしています。先輩や同期、指導者からのアドバイスなど、自身で課題を見つけ、自身でクリアしていくための設備は整っています。
考える野球を学べる環境
長田高校に入学したからには、決して野球だけに打ち込める環境ではなく、常に勉強というものがつきまといます。そのような中で強豪ひしめく兵庫県を勝ち抜き、「甲子園で1勝」という高い目標をもって日々練習に臨んでいます。時間やスペースが限られている中、自分が上手くなるため、チームが強くなるためには個人個人が考えて練習しなければなりません。その考える力をつけることができるのが長田高校野球部であり、ストロングポイントとも言えます。そして、これは卒業してからも大いに役立つことになるということを野球部OBはみんな知っています。そうした“環境”が整えられている学校であり、野球に勉強にと目標に向かって濃密な時間を過ごせる学校です。