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こんばんは、マネージャーの小無田です。
本日ほっともっとフィールド神戸で行われました、選手権大会4回戦vs市立尼崎の試合結果をお知らせいたします。

長 田 0 0 1 0 0 0 1 0 1 | 3
市 尼 0 0 0 0 2 0 0 5 x | 7

69回生最後の夏が終わりました。
五月始め頃だったように思います、春の県大会が終わってから、エース園田が夏に向けての目標を掲げました。
「打倒明商」
明石商業を倒して甲子園に戻る、そして次こそ一勝する。そのイメージを常に持ち続けながら日々の練習に励み、そしてこの夏の大会に挑みました。

迎えた4回戦、結果を上に載せさせていただきましたが、受け止めきれていないのが現状です。ずっと、再度の甲子園をイメージしてきた私達にとって、早すぎる終わりでした。
私も、部員と同じように、イメージをしていました。トーカロ球場での決勝試合のベンチに入り、勝って、エース園田のいるマウンドに20人全員がダッシュで駆け寄ってきて喜ぶ光景、スタンドからの大歓声、そしてもう1度甲子園のベンチでスコア書いて、次は校歌を歌う。これが、もう私達の代では叶わないものになってしまったのかと思うと、今までにない寂しさ、辛さ、悔しさが募りに募ってきました。

69回生は、大堺をはじめ、裏方に回った子の多い学年でした。もともと人数は二年生の半分しかおらず、スタメンは半数以上が二年生。プレーでチームを引っ張れないもどかしさ、辛さを経験し、悩むこともしばしばありましたが、普段の練習ではスタメンメンバーが少しでも質のよい練習が出来るようにサポートに回り、試合では、チームの勝利のために、試合に出ている三宅や園田、二年生一年生のために、相手投手の傾向を伝えたり、声でベンチの雰囲気を盛り上げたり、大堺が作ったデータを見て守備位置を指示したり、周りには見えないところでチームを支え続けました。
69代は、最後の夏、4回戦敗退という結果に終わってしまいましたが、今この2年半を振り返ってみて、本当に幸せ者な代だったなと思っています。

68回生のもとで過ごした1年間、あの1年は私達69回生にとってとても大きな1年でした。私自身もあの1年でとても成長させていただいたと思っています。そして自分たちの代になり、秋の県大会ベスト8。これだけでは春の選抜には到底届かなかったのですが、ここまでの長田野球部の伝統を築き上げてくださったOBのみなさん、私達を支えてくださった保護者の皆さん、先生をはじめとする周りから私達を見守ってくださった全ての方々が、甲子園の舞台に届くところまで私達を引き揚げてくださりました。

甲子園が終わったあと、「長田の野球に勇気づけられたよ」「元気をもらえたよ」そのような言葉をたくさんの方々からいただき、そしてそれを聞く度に幸せな気持ちになりました。69代の公式戦全13試合、この1年で少しでも長田の野球を気にかけてくださる人が増えたのなら、嬉しい限りです。今日で私達69回生は野球部引退となり、70.71回生チームが始まります。スタメンメンバーが多く残る、力のある代だと思うので、必ず秋も勝ち進んでくれると信じています。明日からは受験に向けて勉強の毎日が始まりますが、心の中で、常に長田野球部を応援し続けたいと思います。

最後になりましたが、1年間、このFacebookを気にかけてくださった、私の文章を読んでくださった方々、本当にありがとうございました。たくさんの方々が、私の投稿に暖かいメッセージを送って下さり、その度に、もっと頑張ろうと思えました。
これが最後の投稿になりますが、今後も長田野球部をよろしくお願いします。
ありがとうございました。

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