こんばんは。マネージャーの吉井です。
今日は仙波の日記です。


先日、親善大会が行われた。Aチームは2回戦負け、Bチームはベスト4という結果に終わった。大会が始まるまでに、台風の影響もあり、長田野球部にとって約1カ月ぶりのの実戦となった。今回はAチームメンバーとして戦った僕が親善大会を通して感じたことを書こうと思う。
秋の予選で悔しい思いをしてから約2ヶ月が経ち、僕たちはこの悔しさを忘れてはいないだろうか。

前回、田村が題材としていた「我々は甲子園に行く」。僕たちは本当に甲子園に行こうと思っているのだろうか。中には本当にこの悔しさを忘れず懸命に練習してきた人もいるかもしれない。だが、ほとんどの人はそんなものとっくに忘れてしまっているのではないか。今グラウンドのホワイトボードには、自分たちの悔しい思いをした試合のスコアが書かれており、そこに「この悔しさを忘れない」と書かれているのだが、僕にはそんなものはただの綺麗事に感じ、挙げ句の果てには他人に僕たちはこんな無様な試合をしましたよと言ってるに過ぎない。僕はいつもこれを見ると自分たちが恥ずかしくてたまらない。そんなものより自分たちのチームミッションから見直せと言いたい。いつでもスピード感を出しているのか、勝負というところで力が発揮できているのか、周りの大人に対して挨拶したり、迷惑なことをしないようにしているか。そして先ほども言ったように甲子園に本当に行きたいのか。特に「日常を重んじる」ということに関して、大会の1週間前に時間が遅れて練習が短くなるようなことが絶対になってはならないのに、なってしまう。そこが今の長田野球部の1番の欠点ではないだろうか。だから、いつも永井先生に言われるように自分たちと同レベルないしは少し格上の相手となると勝負所で負けてしまうのではないだろうか。

試合に関してはもう終わってしまったことだが、このままだと本当に何も爪痕を残せないまま終わってしまう。だから、この冬練でそれなりの「覚悟」を持ってほしい。特に2年。大野や田村、橋本達弥だけに頼らず、自分から主体性を持ってこの冬練を迎えるという「覚悟」を持ってほしい。だが、ただ先陣を切って声を出すのは本当の主体性ではないと思う。言った本人がまず1番頑張る。それが周りの同級生、下級生に伝染することこそが、本当の主体性だと思う。もちろんこのことは1年にも共通することだ。

最後に、僕の書いている文章も結局きれいごとやないかと言う人もたくさんいるでしょう。だが、そう言ってる人たちをあっと言わせるくらい春、夏に変わってみせる覚悟を持って懸命に努力しますので、皆さんの温かい応援よろしくお願いします。