こんばんは。72回生マネージャーの池田です。

遅ればせながら、主将、藤代の日記です。

72回生の夏が終わってしまいました。

やはり甲子園への道は、はるか遠いものです。僕にとっての2年半は苦しい時間でした。

新チームが発足した一年前の夏。秋の県予選をなんとか二位で通過し、県大会へ出場しました。市立尼崎にサヨナラ負け。僕たちの弱さが全て出た試合だったと僕は思っています。

「甲子園で校歌を歌う!」

この目標を達成できるチャンスが夏だけとなり、もう一度チームを立て直そうとしました。「どういうチームを作りたいのか?」「このチームの勝ち方は?」毎日、家に帰ると落ち着かず、チームのことばかり考えてしまう自分がいる。そんな苦しい時間が続き、野球が嫌いになりそうな時もありました。

ある時思いついたんです。「野球が上手くても、弱ければ負ける。弱くても、強ければ勝てる」と。夏直前まで悩んでいた事が吹っ切れたような気がしました。「自分の力で最後まで諦めないチームを作ろう。」

僕はチームで一番勝ちたいと思って練習してきたという自負があります。だからめちゃくちゃ悔しかった。悔しくて仕方がなかった。両親、先生、友達、全ての人から応援してもらい、その応援に応えたかった。その方々を甲子園に連れて行きたかった。チームを勝たせたかった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

僕の高校野球は苦しい事だらけで後悔の方が多く残ってしまいました。しかし、野球は弱くても勝てるスポーツだという事を改めて、確認できた時間でもありました。

僕たちの悔しさは必ず後輩が晴らしてくれると信じています。強い長田を取り戻してくれることも。ですので、これからの長田高校野球部の応援をどうぞよろしくお願いします。