主将 中島 壮太より、明日から始まる夏季大会へ向けての抱負です。

遂にあと1日。
この1年間の高校野球生活は私が思い描いていたのとは全く違うものだった。
昨年の夏、75回生チームが始動したとき、先輩方からは「公式戦を経験したメンバーが多く残っているから大丈夫」と言われ、私も正直そう思っていた。しかし、現実は甘くなかった。自信を持って挑んだはずだった秋予選。神港、翔風にコールド負けを喫した。しかも、自分達のミスから崩れる展開で、先輩方が残した「長田の野球」を体現することが全く出来なかった。

「75回生は勝負弱い」「史上最弱」そのような言葉を永井先生に告げられ、悔しさや情けなさが込み上げた。練習での直向きさが足りていないと感じ、主将として何度も自分の思いを伝えた。

そして春予選。県大会まであと一勝という試合でまた私達の「勝負弱さ」が出てしまった。

そして残すは夏の大会だけ。
冬練の努力は無駄だったのか?
半年を経ても私達は何も変わらないのか?
その後はチームの完成像が見えず、苦しい日々が続いた。

そんな中、広島遠征を経験し、勝ち方が少しずつ見えてきた。その後も接戦を勝ちきる試合が増え、先輩達のような雰囲気で試合が出来つつあると感じている。あとは悔いの無いよう、最後の一球まで集中して全力でプレーするだけだ。

最後に、今までお世話になった方々に恩返しができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。