10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議において、71回生の橋本達弥投手(慶応大)が横浜DeNAベイスターズから5位指名を受けました。入団が決まれば、長田高校史上初のプロ野球選手の誕生となります。
橋本投手はセンバツに出場した2016年に長田高校に入学。2学年上に三宅主将、園田投手ら甲子園に出場した選手がいる中、1年夏からベンチ入りを果たしました。しかしその後は、度重なる故障に悩まされる日々を送ることになるものの、体幹強化をはじめとした体作りなど地道な努力もあり、高校3年夏には背番号10を背負い東兵庫大会ベスト8の原動力となりました。準々決勝の報徳学園戦では被安打3に抑えながら完投するも1失点で敗れ、そのまま報徳学園が甲子園に出場しました。当時のプロ注目選手だった小園選手(現・広島)を無安打に抑え、プロ野球のスカウトも注目する投手へと成長しました。
卒業後は慶応大学に進学。入学直後に病気を患いながらも懸命なリハビリと本人の努力もあり、2年春の明治大学戦でリーグ戦デビューを果たします。3年時には全日本大学野球選手権大会で胴上げ投手となり、4年春には最優秀防御率を獲得します。近年、プロ野球選手を毎年のように輩出し、東京六大学野球でも常に優勝争いをしている慶応大学において、この秋のリーグ戦も不動のストッパーとして活躍しています。
長田高校の72回生以降の選手たちも橋本投手に憧れ、目標とする選手たちも多いです。
今後は、全国の子供たちや球児の憧れの選手となるような活躍を期待しています。
高校時代の橋本達弥投手
※画像はネットニュースから